こんにちは😊はぐくむです!
先日、職員の知人である小谷氏をお招きして、「障害を持つ人の多様な暮らしを知る」をテーマに研修を行いました。
小谷氏は脳性まひ当事者で、幼少期・学生時代を特別支援学校で過ごし、現在はNPO法人のスタッフとして勤務されています。
今回の研修ではスライドショーを通して、幼少期のやんちゃだったエピソードや思春期に考えていたこと、楽しかった思い出など、これまでの半生をありのまま語って頂き、特別支援学校での生活など知らなかった話をたくさん学ぶことができました。
また現在のアパートで一人暮らしをされている部屋の写真も見せていただきました。意外にもバリアフリーに特化されているわけではない、またゲームなども楽しんでいる様子が伺える、いたって普通の暮らしぶりが印象的でした。
その他、人気が高まっているパラスポーツ「BOCCHA(ボッチャ)」について、動画を一緒に観て解説して頂いたり、実際のボールでデモンストレーションをして職員の中でも「はぐくむでもやってみたいね!」と新たな活動のアイディアにもなりました。
最後に、はぐくむのような放課後等ディサービスで望んでいることはありますか?という質問に対して以下のように話してくださいました。
「たくさんの楽しかった思い出を作ってあげください。大人になってふと思い出した時に生きる糧になるので」
「『障害者』である前にひとりの人。その子自身を知って、受け止めてあげてください」
今回の研修を通して、あらためて「はぐくむ」が利用する子どもにとってどんな場所にしていくかを見つめ直せる良い機会となりました。
子ども達にとって「はぐくむ楽しかったなぁ」と素直に思ってもらえるような事業所になれるよう、日々頑張ってまいりたいと思います。
以上、はぐくむでした!